ひめやかな殉情

「しなやかな熱情2　ひめやかな殉情」

原作者：崎谷はるひ

キャスト：秀島慈英（三木眞一郎）×小山臣（神谷浩史）

三島慈彦（関俊彦）

発売元：Atis collection


前作から4年後、同棲し始めて1年目の物語なので、前CDは聴いておいた方が良いと思います。

あっ、でも、主役のお2人の心情変化の表現と脚本が見事なので、原作は未読でも楽しめました（＾＾）

今回は臣視点でお話が進行するので、神谷さんは喋りっ放し！

さすがナレーターを長年務めていただけあって、モノローグが天才的に上手いですヽ(^o^)丿

繊細な臣が慈英のために強くなろうと決意する過程が見事で、痛い程感情が伝わってきて、三つ巴の場面ではやっぱり泣いてしまいました（＞＜）

もう完全に臣に感情移入してしまい、慈英が帰って来た時に「来てくれた！」と「また助けられてしまったorz」という気持ちが入り混じり、不思議な感覚にｗｗｗ

前作も神やったけど、今作も素晴らしかった（＾ｕ＾）

そして、何と言っても、関さんが恐いよ（；；）

えっと、モモタロスの人ですよね？

最初は人当りいいのに、途中からめっちゃ陰湿になり、最終的には犯罪者・・・。

1人の男性を演じているのに、3役分位の多面性と技を聞かせてもらいました。

最後の去り方もまたねっとりしてて、完敗しているのに怖かったです。

三木さんは怒りの表現が独特で、慈英らしいなぁ～とｗｗｗ

静かで穏やかなんだけど、これまた恐いんですよ！


とにかく何度も聞き返したい作品です。