ジェラールとジャック

「ジェラールとジャック」


原作：よしながふみ


キャスト：ジェラール・アングラード（森川智之）×ジャック・フィリップ・ド・サンジャック（遊佐浩二）

ラウル・ド・アマルリック（井上和彦）、ナタリー（勝生真沙子）


発売元：ベルシーズンレコーズ



お値段が約６０００円なので、購入をためらっていた作品。

でも、とうとう貯金して買っちゃいました☆

やっぱり某レヴューサイト様の感想通り、全てが素晴らしかった！（＾ｕ＾）


私は原作の大ファンで、森川さんにジェラール演じて欲しいなぁ～と思いながらCD化を夢見ていたのですが、、、

発売延期になり、ようやく発売されると期待したら、新レーベルの初作品なので、多少不安はあったのです（＞＜）


しかし、阿部さんのプロデュース力とキャスト陣の演技力を信じて正解でした！


さすが3Dな臨場感溢れる馬車の音で始まり、フランス革命の時代にいざなってくれますｗ

やっぱりCD化して一番楽しみなのが演出です（＾＾）

SEのクオリティはもちろん、使い所が上手いと一層世界観に引き込まれるのでとても重要だと思います。

アニメだと絵の印象が強いので、これぞ音だけで表現するCDの醍醐味ですよね！

そしてBGMもそれぞれのシーンととっても合っていて素敵でした。


脚本はほぼ原作通りで、あまり削られていませんでした（＾ｖ＾）

よしなが作品独特の台詞回しや伏線になる台詞が変更されていなくて、嬉しかった！！

それから「間」もきちんと表現されていました！

本編だけでも２時間以上あるので大河ドラマみたいですが、原作ファンにも初めて聴く方にも自信を持ってオススメできる作品だと思います（＾ｕ＾）

価格以上の価値はあります！（断言）


個人的に気に入った所は、ジェラールの「愛してる」の連呼ｗｗｗ

囁き具合がさすが帝王ですｗｗｗｗ

そしてジャックの成長。

遊佐さんが見事に１０代～２０代まで演じ分けていらっしゃいます。

ラウルのいやらしい所も、ナタリーの傲慢な所も、プロの技ってスゴイ！と唸らずにはいられない程、表現されているので、是非多くの方に聴いていただきたいです。